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【ひがしやま】は、食料が豊富になく芋が主食だった時代に、保存できるおやつとして考えられた自然食で、大月町内では古くから親しまれてきました。
竜ケ迫で作られるひがしやまは、丁寧に皮を剥ぎ大きな釜で四〜五時間煮込み、それから二週間じっくりと時間をかけて干す。北西の季節風が吹き、その潮風により甘みが増す。砂糖や添加物は一切使わず芋と水だけで仕上げる、先人達の知恵に磨きをかけた究極の自然食!
>>> ひがしやまができるまで |
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原料の芋を洗って、皮を剥ぎ、炊いて、並べて干す。
ひがしやまづくりを単純にいうと、こうなります。
言葉にしてしまうと簡単ですが、美味しいひがしやまづくりのためには、その作業ひとつひとつに、それぞれ奥深い熟練の技があります。その中でもポイントになるのは、"炊き上げ"です。芋の大きさに合わせて、ゆっくりゆっくりと温度を上げていく、じっくりじっくり炊き上げます。長年作られている方でも、焦げ付かせてしまうこともある、とても神経を使う工程です。まさにひがしやまづくりのポイントです。 |
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